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泊まりの予定をキャンセルして、おとなしく帰ってきた。 あ、別に、オトコとどうとか、ってことじゃないのよ。 もう会えなくなる人と夜通し飲むつもりだったのを、 午前零時に切り上げてきただけのこと。 朝まで一緒にいると、余計に別れがつらくなる。 明け方の赤坂界隈の汚さは嫌悪感を催して、せっかくの夜の思い出が台無しになる。 さくっと飲んで、ちょっとだけしんみりして、さくっと笑顔でさよならしよう、 そうすることにした。 それでも、途中言葉に詰まって、涙が溢れて、 鼻水まで止まらなくなってしまったのだけれど。 普段から、 もっともっと、ありがとうって言っておけばよかった。 もっともっと、素直になっておけばよかった。 どうして人間って、後になって気づくんだろう。 後悔するのって、きっと人間だけだよね。 別れの多い2005年の如月。 今夜一緒だった人が日本を離れることを告げたのが今月初めで、 残業疲れの私たちにまかない料理を出してくれた行きつけの店が、 ビルのオーナーの破産で閉店することになり、女将が挨拶に来られて、 そして、人生の師と仰ぐK氏が急逝した。 2月に飲もう、と誘って下さったK氏のメールに、 2月は忙しいから間際になってから返事すればいいや、 と放っておいた自分は何て愚かしいんだろう。 アポイントメントがあれば生きていてくれたかもしれない、なんて思うのは傲慢だけれど、 アポイントメントがあればその日は確実に会えたかもしれないのに、と思ってしまう。 自分がボールを投げたまま、投げ返されないのも苦しいものだけれど、 ボールを投げられて、投げ返そうと思った時にその相手がいないのも本当に悲しい。 返事をしなかったこと、悔やんでも悔やみきれない。 伝えることの大切さ、わかっていたはずなのに。 わかったつもりで何にもわかっていないのも、きっと人間だけだよね。 でも、暮れに会った時、浴びるほどお酒を飲んでいた元気な人が、 新しく立ち上げた仕事が楽しくて仕方がないと笑顔で語っていた人が、 朝、突然ベッドの上で冷たくなっていた、 そんな終わり方があるんだろうか。 ぽっくり逝きたいとか、病院で長く患うのは嫌だとか、人は簡単に言うけれど、 突然死は遺された者がどうにもやりきれない。 遺影を見ても、死んだ事実を受け入れることが出来ない。 本人だって、きっとやり残したことがたくさんあるはず。 彼は最期に何を思ったんだろう、何を伝えたかったんだろう。 一緒にいると恥ずかしくなるような大声の持ち主で、 下ネタでもconfidential matterでも豪快に話す彼に、いつもハラハラさせられた。 でも、今はあの声が懐かしくて、聞きたくてたまらない。 「杏の人生、まだ半分★もう半分」 って、杏ダイアリーのタイトルに掲げているけれど、 もう半分、のつもりでいかないとね。 宿題ばかり抱えて先延ばし、やろうと思った途端にジ・エンドにならないように。 週末の伊豆の温泉で、疲労した気持ちを休めよう。 凹みまくりの1ヶ月に終止符を打とう。 3/1より、元気な杏ねーさんが復活しますからね。 あ、でも、Things to doは、まだ何にもやってませんからね。 …また先延ばしだぁ、とか言わないでね。
by apricot0113
| 2005-02-26 02:38
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