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夜桜の下で酔いしれるのもいいけれど、 太陽の光の下で空の青とピンク色のコンビネーションを堪能するのも良かろうと、 こちらで花見、と意気込んで参りましたのに、 全く、咲いていないではありませんかぁぁぁ~。 1,000本もあるのに、この1本だけよ、 しかも花はちらほら、ほとんどつぼみの枝ばかり。 もう、がっくりでございます。 神社の外の桜の方がよっぽど咲いているんですけどもっ。 花より団子第二弾upの野望、早くも頓挫です。 でも、初めて訪れた靖国神社、 やはり一度は見ておかなければと、境内を歩くことにしました。 本殿で国歌が流れていたり、 観光バスで乗りつけた戦友会の方々が記念撮影をされていたり、 やはり、ここは"特別な"神社なのですね。 気がつけば、花見客よりも、 もっと深い志や祈りを込めて参詣されている人の方が圧倒的に多いように思いました。 日頃、神社仏閣で、健康やら幸福やら自分のコトばかり祈願する私でも、 ここでは、平和、を祈るばかり。 そういう厳かな気持ちにさせられます。 両脇を家族に支えられながらよろよろ歩く、 かつてお国のために戦ったおじいさんたちは、 ここに祀られた戦友たちに何を語っておられるのでしょうか。 今の日本をどう思い、どう憂い、 そしてご自分たちが生き抜いた壮絶な戦いをどう回顧しておられるのでしょうか。 この人たちは、確実に体験したこと見聞したことを伝えられる最後の世代-。 そう思うと、 近寄り難い気持ちと、 どうか我々世代に語り継いで下さい、とお願いしたい気持ちと、半々で、 でも、ただ遠くから見つめていることしかできません。 日本最初で最古の軍事博物館「遊就館」、 ちょっと緊張気味に足を踏み入れたのですが、 売店の品揃えからして違います。 戦艦大和、陸奥とか武蔵とかのプラモデル、 卓上旗セットもあります。日章旗、旭日旗、一番右の旗はZ旗と言うんですって…。 軍歌のCDや、戦艦モノのビデオや書籍、 平和の象徴、白い鳩のぬいぐるみも大・小ありました。 戦闘機とか武器弾薬の展示も迫力があるけれど、 何よりも胸を衝かれたのは、 軍人さんたちの遺書や戦地から家族に宛てた手紙でした。 いかなる戦況下であろうと家族を安心させようとする言葉、 妻へのいたわりと感謝、子どもの養育を託す言葉、 子どもたちへ、一生懸命勉強すること、お母さんを助けること、と諭す言葉、 そして、親に対して先立つ不孝を詫びる言葉、 どの手紙にも共通してありました。 あの戦争から60年経っても、なお、世界中で数々の戦争・紛争があって、 今もこういう想いを書き綴らなければならない人がいるのかと思うと、 本当にせつなくなります。 賛否両論の対象となりやすい場所であり、 自分自身もこれまで避けてきた感のある場所で、 訪れた動機も花目当てだったけれど、 自分にとって意味のある日曜午後のひとときになりました。 それでも花見をあきらめない私は、靖国から番町を通り抜け四谷へ。 やっぱり桜が咲いていないと、みなさんおとなしいです。 やる気ないようで、盛り上がりに欠けていました。 花見客用のゴミ箱もこんなにガラガラ。 最後がこんな写真でごめんなさいね~(笑)。 マッタク役に立たないお花見情報でごめんなさいね~。 花が咲いていない以上、花より団子、というわけにはいかないので、 心を鬼にして、和菓子屋の前も甘味処の前も通り過ぎました。 こういう自分の律儀なトコロ、結構、好きです(笑)。
by apricot0113
| 2005-04-04 00:52
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