自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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ときめくことが今もあるか、
と、居酒屋で大学の同級生男@既婚に尋ねられ、
結婚していた頃の何倍も、今、ときめいている、
と答えた。
ただの不倫、ただの火遊び、一過性のもの、
そして、いつ終わりが来るかと四六時中気弱になっている恋なのだけれど。
本当はときめきなんてカッコいいものじゃなくて、
ただドキドキ、ビクビクしているだけなのかもしれないのだけれど。
杏はね、今はね、それでもいいの、
と思いながら、
居酒屋の洗面所で化粧直し中に受信したアナタからのメールに、
トイレの個室から返信する。
半地下なせいか、電波の状況が悪くて送信が遅い。
イライラするけれど、送信完了するまでは席に戻れない。
ごめんなさいね、次の人が外で待っているのに。
中で酔いつぶれて吐いていると思われたくないから、
何度も水流してごまかしちゃう。
こういう恋はね、人前でメール送るのも後ろめたいのよ。
誰にメールしてるの、
って聞かれて答えられないから、困っちゃうのよ。
大恋愛を経て20代のうちに結婚し二女をもうけ、
人がうらやむような生活をしている同級生男は、
私が手にすることの出来ない安定を得ているわけで、
ときめきより安定でしょ、
と思うのだけれど、
彼は彼なりに思うところがあるらしい。
これ以上、何を望むの?
けれど、思い返せば、
安定した生活にどっぷり浸かっていた私の結婚生活、
実は安定していたのは経済的な側面と社会的なステイタスであり、
気持ちは不安定そのもの、パートナーとの間にときめきどころか関心すら存在しなかった。
無関心は、浮気より罪が重い。
安定を手放した今、
ときめく毎日、心に気に留める人がいるのは幸せなことだけれど、
どこか不安定、いつかきっと脆く崩れるに違いない。
悪いコトしてるんだもの、仕方ないよね。
でも、アナタは、安定含めて何もかも手に入れているはず。
・・・なのに、どうして火遊びするんだろう。
いいダンナさま、いいお父さんのままでいればいいのに、
って思う半面で、
まだもう少しだけ好きでいさせて、
とも思う。
世の中、需要と供給がマッチしているのかミスマッチしているのか、
全くわからないもんだ。
by apricot0113
| 2005-04-08 02:48
| これから
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