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家族の半分が入院、という状態がようやく解消されました。 夏の暑い盛りに入院した父は、凍えるように冷え込んだ日に退院。 重篤な状況で大手術した腸は手厚い治療や看護のおかげで快復するも、 長期間の入院を経てほとんど歩けなくなっており、 高齢者在宅介護が一気に現実の問題になってきました。 病気や介護が自分ゴトになってみるまで知らなかったことばかり、 医療はもちろん、健康保険や介護保険制度に救われています。 保険料納めているんだから当然とか、そういうことではなくてね。 お医者さん、 看護師さん、 ソーシャルワーカーさん、 ケアマネさん、 ヘルパーさん、 理学療法士さん、等々、 相談に乗って対処してくれる彼らがいなかったら、途方に暮れていたでしょう。 レンタル介護用品の充実したラインナップにも驚かされます。 退院早々、先生の言い付けを守らず、 自分の体力や機能を過信して独りで動こうとした父は転倒、 頑固な父は倒れても自分で立てると言い張り、 でも結局立ち上れなくて、一晩中その状態でリビングの床に寝る羽目に、 起こそうとした母は、悪化していた膝に加えて腰も痛めてしまいました。 週末、姉や私も交代で泊まり込んだりしていますが、 病気で瘦せ細ったとはいえ、大人の男性を一人で介助するのは大変なこと。 家族だけで乗り切ろうとすれば、いつか共倒れになります。 そうなる前に父にも現実を認識してもらう必要があり、 父の入院中、私も手術を受けて入院していたことを伝えました。 このタイミングで打ち明けるのは、脅すみたいで躊躇いもあったのだけれど。 そして母のパソコンを借りて五か条をA4の紙に出力し、 実家のリビングに掲げました。
これは父だけでなく、家族全員に向けたルールなんですけどね。 この五か条の効果かどうかわかりませんが、 父が今週から二泊三日のショートステイに応じてくれるようになったのは、 大きな一歩でした。 私の入院は当初の予定より少し長引きましたが、 おかげさまで仕事にも復帰しています。 入院中、早く会社に行きたくてたまらなかったので、 年度末の繁忙期を迎えて忙殺されることに幸せを感じていますが、 病理診断の結果、全面的に無罪放免、にはまだなっていません。 五か条ルールのNo. 3とNo. 5は、自戒の意味も含まれています。 父は母と違って感情的にはならず、黙って私の手術の話を聞いていましたが、 やはりショックだったのでしょう、しばらく言葉を失っていました。そして、 何も心配しないで、杏は自分の治療に専念しなさい―。 心配して、心配かけて、家族ってそういうものなんだろうけれど、 これから益々心配ごとが増えていきそうで、時々どーんと落ち込みます。 家族揃ってお正月を迎えられることに感謝し、喜べるよう、 どうか少しずつ明るい兆しが見えてきますように。
by apricot0113
| 2016-12-11 00:32
| 今
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