果実系ブロガー(←近頃気に入っている呼称)のくせに、
実は、ホンモノのフレッシュあんず、見たことも食べたこともございませんでした。
昨日、ふらっと寄ったスーパーで、お初にお目にかかったのですよ。
某県産あんず様に。
はじめまして、杏です。あなたもあんずなのね。
つるんつるんしてるのね、私のブログのロゴと同じだわ、
この一年間、ずーっと会いたかったのよ。
その隣りにあった沖縄産マンゴーにもちょっと心を奪われましたが、
人生一期一会、出会いが大切、
店員さんに食べ方を尋ねて早速お買い上げ。
撮影も終え、ちょっと冷やしてからお食後のデザートにと、
杏があんずを食べてみると…。
ま、まずいっ。
店員さんは、
「是非、新鮮な生のままで召し上がってみて下さい。」
って言ったのよ。
こういうものなんでしょうか、あんずって言うのは。
アプリコットジャムとかアプリコットタルトのキュンとするようなあの甘酸っぱさ、
アレがないのです、味がないのです。
生あんずってこんなものなのか、
全く見かけ倒しだな、
という言葉が、まるで、
ナマ杏ってこんなヤツなのか、
たいしたことないな、期待ハズレだな、
お前は可食じゃないな、
と自分に言われているかのようで(←被害妄想爆発中)、
もう、あんずと自分とがごちゃまぜ、
あんずがまずいのに、私が落ち込んでしまいました。ぐすん(涙)。
どうしよう、まだこんなにあります。
美味しくないとわかった途端、私は急激に冷めます。
ほら、あるでしょ、百年の恋が冷める瞬間って。
そうすると、籠の中のあんずたちがいまいましく思えてきて、
もう捨てちゃおうっと、
と杏ダイアリーの存在を知らない母に言ったら、叱られました。
で、アプリコットジャムを作れ、というのが週末のお題なんですけれどもね、
仕方なくグラニュー糖を買ってまいりましたが、未だ放置状態でございます。
ああ、何だかこのお部屋のオレンジ色まで鬱陶しくなってきましたよ~。
昨夜、ベルギーの
桃のビールをいただいていい気分になったせいかしら、
もう、いっそのこと、
桃ダイアリーにしちゃおうかなあ~。
ピンク、ピンクしたお部屋に変えちゃおうかなあ~。
でも、
ピンクダイアリーじゃ、ちょっと路線が違うよなあ~(笑)。
そう言えば、昔、杏のおしりって桃みたいだねって言われたことがありました。
色が、じゃなくて、形が、だそうです。
誰のおしりだってそうだろう、って思うんですけどね。
どうして果物がテーマなのに最後はおしりで締め括られるんでしょうね、私の文章って。
ホントいやんなっちゃうわ。