自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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曖昧な関係が終わった。
私の部屋で手料理を食べたくなった時だけ。
私の部屋でHしたくなった時だけ。
誰かに愚痴をこぼしたり弱音を吐きたくなった時だけ。
逢瀬は、いつも彼の衝動で決まる。
だから連絡は、いつもその日の夕方突然やってきた。
別の女性と逢った後、私を呼び出すこともあった。
人から虐められるのは嫌だけど、多少自虐的なところがある私。
彼にとって「都合のいい女」に徹しようと思っていた。
もともと自分から誘ったり、おねだりしたり、甘えたりすることができない性格である。
電話やケイタイメールも苦手で、発信履歴より着信履歴が圧倒的に多い。
そんな自分には、彼から求められる時だけ精一杯尽くすことが心地良かった。
で、そんな受身ひとすじの自分を、S志向の彼のM女だと思い込んでいたのだけれど。
「やっと僕の期待に沿えるMの彼女が出来たんだよね…」
「私はM女ではなかったの?」
「うん、全然レベルに達していなかったね。」
ひたすら連絡を待つことも、言葉責めも、お口で受けることも、
彼の基準ではSMの範疇には入らないらしい。
縛る、打つ、吊るす…? こんなコトをしたかったらしい。
フラれた悲しさより、
「この人はこんなに真性SMをしたかったんだ…」
という思いが強過ぎて涙も出なかった。
別れ際に言われた。
「杏から誘ってくれたことなかったよね…」
そりゃ、そうだよぉ~
私から誘ったら、貴方にとって「都合のいい女」じゃなくなっちゃうじゃない。
お互い、実は何も理解し合っていなかったんだろうな。。。
by apricot0113
| 2004-08-05 02:16
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