自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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出張先で買い込んだ食材を使って、
手料理でもてなそうと家族を自宅に招いたら、
はしゃぐ両親とは対照的に姉は憔悴しきっており、
口数も少なく、食事中にウトウトする始末だった。
次から次へと不祥事が明るみに出る企業で、
彼女は後始末やマスコミ対策や今後の経営計画見直しなどに追われ、
徹夜が続いているらしい。
個人的に知っている人までもが不正を働いていたようで、
その人の処分がショックなのではなく、
裏切られたという思いでやるせなさを感じている様子だった。
やれ、コンプライアンス(法令遵守)だのCSR(企業の社会的責任)だの、
大きな声を上げて掲げるまでもなく、
ひとりひとりが常識とモラルを貫けばいいのだけれど、
巨大な組織になるとそれがどんなに困難なことか。
自分の非常識が他者の常識だったりすることもあるわけで、
そのズレによって健全な企業体質を維持できないのであれば、
規則で管理するしかない。
規則に従えない者は厳罰に処するしかない。
給料をもらう以上、そこに所属する者には義務と責任が伴うのだから。
仕事をしない給料泥棒もいけないが、
倫理を逸脱した仕事で業績・給料アップするのもよろしくなく、
けれども"慣れ"というものはおそろしいもので、
かつて某企業@時々不祥事発覚に籍を置いていた自分も、
裏の手を使ってでもいかに利益を上げるか、
そういう思考回路がフツウにあったように思う。
上司に求められればあたりまえ、
会社のためだからあたりまえ、
あの頃、私の常識は社会の非常識だったのかもしれない。
負けるな、お姉ちゃん。
だけど自分の健康と引き換えに頑張るほどの仕事じゃないと思うよ。
彼女はストレス性の脱毛になりやすい。
だけど、こういう時、家族は何もしてあげられない。
by apricot0113
| 2006-06-24 12:24
| 今
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