自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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3月が卒業の季節だからなのか、
4月が新しい生活を始める季節だからなのか、
ふと気づいたら、
いくつかの愛読していたブログや日記が閉じられており、
去年別れた彼の日記も、消えていた。
ここ一ヶ月ぐらい更新頻度が低くなり、
ちょっと弱気なコトも書いていたようだけれど、
明るい兆しが見えてきたんだろうか。
いろんなコトに区切りがついたんだろうか。
それならいいのだけれど、
私に日記サイトやブログを教えてくれたのも彼、
あちこちサイトを変えながらも、
もう5年以上も書き綴ってきた日記を終えるには、
何らかの決断があったのだろう。
彼との別れは後に引きずる感情もなく、
あれから一切メールも電話もしなかったけれど、
日記だけは読みながら勝手に生存確認をし、
そして時折、文中に見られる言葉に、
私が読んでいるのを彼も知っているんだなあと苦笑していた。
相手にガチャンと切られた電話に向かって、
もしもしっ、もしもしっ、
と何度も呼びかけるシーンをドラマで見る度に、
あれはしらじらしい、意味がない、現実ではありえないと馬鹿にしていたけれど、
Not Found ページが見つかりません
URLに該当するページが見つかりません
そう表示される画面に何度も何度もアクセスしてしまう。
インターネットを介して出会った人と実際に逢うと、
ああ、想像した通りの素敵な人だった!
文章もいいけれど、それを書く人もいいなあ、
そんな出会いの喜びや感激を二度味わえるけれど、
別れも、二度、訪れる。
しかしインターネットの世界から姿を消そうとも、
現実の世界から消えるわけではなく、
別の名前で再登場しようとも彼が彼でなくなるわけではなく、
肝心なのは本人が元気でいること、幸せでいること。
これ以上、彼の安否を確かめようとは思わないけれど、
ただ、そう願っていたい。
現実の世界からいなくなってしまったのに、
画面では元気な姿がまだ見られ、
更新がパタッと途絶えて、
そして寄せられる追悼コメントの数だけ増えていく、
カマタさんのブログはもっとせつなくて、
インターネットが普及してから、
出会い方の手段も可能性もお友達も増えたけれど、
残酷な別れ方も増えたなあと思う。
by apricot0113
| 2007-04-07 23:11
| これから
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