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喧嘩別れしたわけではないし、SNS上でも友人として繋がっているのに、 Mとこの日以来、なんとなく疎遠になっていたのは、 私の中で、彼女との接触を避けたい、という気持ちがどこかにあったからだろう。 朝からマナーモードにしていたスマートフォンに、 彼女から二度、着信履歴があったことに気づいたのは、夜だった。 用があればまずメール、 余程のことがない限り、友人といきなり電話(通話)はしなくなったのに、 一体、何の用だろう。 コールバックしたら、彼女は一旦切ってすぐ掛け直すと言い、 そうして久々に電話で繋がった途端、 Mは、杏、わたしね…と言ったきり、電話の向こうで嗚咽し始めた。 子どもが、学校でも家庭でも荒れていること、 これまでの子どもの育て方を巡って、夫婦仲が険悪になっていること、 夫に対しても子どもに対しても、自分の暴言が止まらなくなってしまったこと、 学業でも仕事でも一番を望み、人一倍努力し結果も出してきた彼女が今、 夫婦の問題と子育ての問題に直面し、 何のために、何と闘っているのかも見失っているのだろう、 家庭で孤立し、行き詰まって、どうしていいかわからないと泣きじゃくる。 昔から、親にも弱みを見せられない性格の彼女のこと、 ママ友にも悩みを打ち明けられないのかもしれない。 夫と子どもが不在の日、子どものいない私にSOSを求めてきた。 私には子育ての経験がないから、迂闊なことは言えないけれど、 夫婦喧嘩の経験なら、たぶん普通の夫婦の一生×3倍分ぐらいある。 かつて何事にも白黒つけたがり、常に正論で夫を追い詰め、 時に激しい言葉で彼の人格まで否定していた私は、 そういう喧嘩が、結局、何も生み出さないことを、 そして、己の暴言と人を傷つけた苦い経験は、 自分の傷として、自分がいつまでも背負い続けることを思い知った。 夫婦が喧嘩するのは、別にいいと思う、 でも自分が原因で親が喧嘩したら、それを目の当たりにした子どもは傷つく、 まして、子どもがこうなったのはお前のせいだって、 パパとママがお互いのせいにしたり、憎み合ったりしたら、 子どもには逃げ場がなくなっちゃうよね、 この年頃の子どもは、怒りや苦しみをうまく表現できないから、 それがきっと、友達や先生への態度に発展しちゃうんだね、 ご主人との関係を修復しようとか、●●ちゃんの素行や成績をどうしようとか、 それを今すぐいっぺんに解決しようとするのは、少しお休みしない? 毎日ひとつずつ、明日の目標を立ててみようよ、 まずは明日、ご主人と●●ちゃん(子ども)が帰ってきた時に、 笑顔でお帰りなさいと言えるように。 そのために今、Mはどうしたらいいと思う? 熱いお風呂に入る? うん、それもいいね、 明日の目標がクリアできたら、また明後日の目標を立てるの、 今、こうして私に話してくれているように、 Mの苦しい気持ちを、お母様やご主人、●●ちゃんに聞いてもらったらどうかな、 過去のことを蒸し返したり、それを誰かのせいにするのではなく、 今の貴女の気持ちをシェアするの、シェアね。 自分を責めても誰かを責めても、傷つき傷つけ、消耗しちゃうだけ、 共有も共感も、問題の一挙解決に繋がるわけじゃないけれど、 気持ちが救われて、見えてくることもあると思う、 自分の親を見ていて思うけど、親も年とると変わるなあって。 Mが問題を抱えて弱音を吐くことを、もうお母様は責めたりなさらないと思う、 親に心配かけて申し訳ないと思っても、 親の期待に沿えなかったと申し訳なく思う必要はないんじゃないかな、 昔、Mと自由が丘でフレンチ食べた時、Mが私に言った言葉、覚えてる? "何があっても●●を産んでよかったと思う。●●がいて本当によかった。" Mはとってもいい表情してて、ああ、これなら大丈夫って思ったんだよ、 昇進を前にした彼女が、予想外の妊娠で産むかどうか悩み、 産んだら産んだで、完璧主義ゆえ育児と仕事の狭間で苦しみ、 当時、彼女は鬱病を発症して8年目に突入していたのだけれど、 あの時、はっきり言い切った彼女の強い言葉と笑顔を、私は忘れない。 自身の言葉を覚えていなかった彼女は、それを聞いて再び泣き出し、 それは次第に、照れもあって泣き笑いに変わった。 杏、ありがとうね。 どこの家庭だって幾多の問題に直面するのだろうが、 時に家族でぶつかり合いながらも、乗り越えていく積み重ねが、 かけがえのないモノをもたらし、家庭・家族=守りたいモノとなるのだろう。 私は途中でそれを手放してしまったけれど、Mにはどうにか乗り越えて欲しいと思う。 私が、誰かの人生に深く関わりたくない、責任を負いたくないと思うようになったのは、 いつかまた、その誰か(夫であったり我が子であったり)を自分の言葉で傷つけて、 築き上げたモノを失ってしまうかもしれない、 それに尽きる。 結果として夫婦喧嘩も子育ての悩みもないし、それで愚痴をこぼすこともないが、 かけがえのないモノ、守りたいモノを築く機会も失った。 人を傷つけた苦い経験は、自分の傷として残る。 これは、これだけの歳月を経て、年を重ねてみないとわからなかったことなんだろうか。 せめて、これだけの歳月を経て、相手の心に傷が残っていませんようにと願う。
by apricot0113
| 2012-03-26 05:06
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