自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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男の性欲は理解できても、自分自身の性欲を肯定するまでに、
長い長い時間がかかった。
男は女を求めても、女である自分が男の人を求めるなんて、あり得ない。
そう思っていた。
自分から欲しい、おねだりするなんてハシタナイと思っていた。
いつしか、セックスなんてどうでもいい、と思うようになり、
それどころか、求められると嫌悪感を催すようになり、
長い長いセックスレス時代に突入した。
あのまま、一生を終えていれば、もしかすると心穏やかでいられたのかもしれないのに。
ところが、それは、35過ぎて、突然訪れた。
潤いを失って乾き過ぎた気持ちとカラダが悲鳴を上げたんだろうか。
異性への関心と肌の温もりを求める気持ちが強くなって、
遅すぎた目覚めを持て余すようになった。
目に見えて何かが溜まるわけじゃない。
女性の性欲の周期のメカニズムには、個人差があるのかもしれない。
排卵日前後、月のモノが始まる直前、四六時中(笑)…
そして、私は、月のモノが終わりに近づくと欲するタイプだと、最近自覚した。
週末からそんな状態が続いて、
ずっとアナタのことを考えていて、
でも或る事情で、私からは当分連絡しない、と豪語した手前、
「逢いたい」の一言が伝えられなくて。
セックスしたいから逢いたいんじゃないもん、
手をつないでいるだけでいいんだもん、
なんて、逢いたい口実を美化しながら、頭の中は最後に抱かれた日を再現している。
そんな時、彼が、またふらっとご飯を食べに部屋に寄り、私を抱いていった。
「アタシ、今日、すごくイヤラシイから。すごく欲しいから。」
自分でも驚くほど大胆な言葉を口にした私を、彼はやさしく受け止めてくれた。
遠くにいる逢えない人を想っているのに、カラダは目の前にいる人に預けている。
いつもより淫らになったのは、
彼を激しく求めたかったからなのか、
アナタに逢えない苦しさからくる反動なのか、
・・・わからないけれど、何だかすっきりした自分が恥ずかしい。
まだまだ自分でコントロールできなくて厄介だけれど、
性欲も人を想う気持ちも失せてしまう日は、まだ来ないで欲しい。
by apricot0113
| 2005-02-08 02:32
| 今
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