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結婚50周年を迎えた両親に、 記念撮影@老舗ホテルの写真室を、娘たちからプレゼントした。 当日、パパとママはうんとおしゃれしてきてね。 両親は、家族4人で撮ることを望んでいたのだけれど、 金婚式の主役は父と母。 写真室にあるサンプル写真を見ても、 夫婦だけ、もしくは三世代、四世代に亘って子孫繁栄した写真ばかり。 中年・老年だけで構成された、オトナ4人の記念写真はない。 ま、さすがホテルの写真室、1ポーズのお値段で我々の予算に達していたこともあり、 両親だけの写真を撮ってもらうことにした。 ![]() このカメラと、 ホテルの歴史とともに 年を重ねてきたような ロマンスグレイな写真室のご主人が、 スタジオで迎えてくれた。 七五三に入学式、卒業式、成人式と、 かつて子どもの成長の節目節目で写真を撮り、或いは写真室で撮ってもらう度に、 杏ちゃん、こっち見て、ほらクマちゃんでしゅよー。 ほら笑って~。 もっと姿勢良く! 我が子の最高の瞬間を捉えようと必死だった親の気持ちとは、 こういうものだったのか。 パパ、表情が硬いっ! ママ、また首が傾いてるっ! 二人とも、もっと目をぱっちり開けてっ! カメラマンが優しく、父と母の姿勢やポーズに直しを入れる傍らで、 娘たちのダメ出しは厳しかった。 写真室の棚にいた白クマちゃんではもはや効力がないのだから、仕方がない。 脳や胸や胃の写真撮影には、慣れっこなのにねえ(爆)。 撮影後、ホテル内のレストランで食事をした。 イマドキの奇をてらった創作フレンチではなく、 長年受け継がれてきた、老舗ならではのしっかりとした味を、 赤ワインと一緒に堪能しながら、 今だから聞けるというか、今さらですがの質問を親に投げかける。 なんで、パパはママと結婚したの? お見合い結婚のいきさつはもちろん知っているけれど、その決め手はなんだったのか。 父が即座に、 誠実さと賢さ。それに尽きる。俺は会って一回目で決めた。 きっぱり答えたのが大変印象的だった。 そして、その見立てはその後の50年間で揺らがないどころか、 確信を深めさせてくれるものだったと言う。 父が脳梗塞で倒れてちょうど一年。 思うようにならないことが増え、 ぴりぴりして家族が衝突することも多い一年間だったけれど、 この日の両親の穏やかな表情と言葉は、本当に本当にうれしかった。 ![]() 予めお願いしていたわけじゃないのに、 両親のデザートプレートにはメッセージ。 Happy Birthdayは、 よくご用意させていただくのですが、 漢字で"祝金婚式"は珍しいので、 ちょっと緊張しました(^^)。 スタッフの素敵な笑顔と心遣いに、 家族一同、感激した。 19年前、私はこのホテルで結納を執り行い、結婚式と披露宴を挙げている。 お日柄が良かったのか、 この日もホテルでお嫁さんや着飾った参列者を見かけて、 19年前を思い出したりしたのだけれど、 なぜか、花嫁だった自分や新郎だった夫のことより、 あの日の家族のことが脳裏に浮かぶ。 特に、神殿に向かう前、白無垢姿の私を見て目頭を押さえた父の姿。 あの父を見て、私は動揺したことを今もはっきり覚えている。 嫁ぐことの重みを、いきなりずしんとみぞおちに食らったような感じで、 その前夜、湿っぽいことを嫌って親に三つ指ついてちゃんと挨拶しなかったことを、 悔やんだものだった。 先日ねんきん定期便が届いた。 いつもはろくに見もしないでファイルするのだが、珍しくじっくり目を通してみたら、 これまでの年金加入期間: 国民年金第3号被保険者 67月 たったの5年と7ヶ月だったのか―。 これは私の結婚期間に相当するわけだが、その短さに自分のことながら驚いた。 父と母の50年間と違って、 その5年7ヶ月は、私の人生の中で年々遠く、 いっときの過去の出来事、思い出の一つになってきているなあと思う。 際立った感慨も感傷もなく、時々、別の人の人生だったような感覚に陥ることさえある。 人は前進するのみ、今はもうそれでいいと思うけれど、 過去は振り返らないと決めて、 夫の元に置き残していった、立派に装丁された結婚式写真を、 両親の金婚式写真の何倍もの時間とお金と手間隙を掛けて、 この写真室で撮ってもらったその写真の行方を思うと、 久々に心がちくりとした。
by apricot0113
| 2013-02-10 16:43
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