自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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御神輿の担ぎ声が遠くから聞こえる。
ああ、そう言えば例大祭の案内ポスターが貼ってあったなあ。
今週末だったのか。
担ぎ手の男たちの粋な祭半纏姿が見たくて、神社へ行った。
綿菓子、金魚すくい、射的、お好み焼き...屋台風景は、今も昔も変わらない。
そして、少子化社会とは思えないほど、子どもたちで賑わっていた。
どちらかというと、子どもは苦手な方だ。
甥も姪もいないし、日頃子どもと接する機会は皆無に近い。
お子さまのいる家へお邪魔すると、あやし慣れていない私は一日でぐったり疲れる。
赤ちゃんも、可愛いとは思うけれど、何だか自分と違う生き物のようで、
あんまり抱っこもしない。
怖怖抱っこしている自分が、とても不恰好な気がする。
大変そうというネガティブなイメージばかりで、出産・育児にも踏み切れない。
だから、どちらかというと、子どもには無関心な方なのだ。
それでも、子どもが弱者であることを、大人と社会が守るべきものであることを、
考えずにはいられない。―栃木・小山で起きたおぞましい事件。
一斗ちゃん、隼人ちゃんと同じぐらいの年恰好・背恰好の子たちが、
無邪気に金魚すくいに興じているのを見ると、
どうにも胸がしめつけられる。
目の前にいる子たちと、亡くなったふたりの男の子とが重なってしまう。
こんな幼子にだって、体温があり、思考があり、感情があるんだよ。
どれだけ怖かったことか。
どんなに助けて欲しかったことか。
もう殴られることもない、びくびくすることもない。
でもこんな形で安らぎを得るなんて、絶対にあってはならないのだ。
あの子たちは、祭りの屋台でおねだりしたことはあったんだろうか。
by apricot0113
| 2004-09-19 04:26
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