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私が生まれ育った街で、 この週末夏祭りがあることを教えてくれたのはアナタだった。 両親だけの私の実家には、 もはやお神輿の担ぎ手を募る案内が来るわけもなく、 ごく普通のいつもと同じ週末に過ぎなかったのだけれど。 半年ほど前、偶然、アナタは家族と一緒にその街へ引っ越してきて、 町内会で杏パパと遭遇したらどうしよう、 杏の苗字の表札を見ると俺はドキッとする、 ○○百貨店@我が家も御用達、って何でもかんでも高いよなあ~、 お互い住所は言わないでおこうね、と最初に言い交わしたものの、 聞けば聞くほどかなりの近距離内にアナタの家と私の実家があると思われ、 私がかつて良く遊んだ公園はアナタのお子さんたちの遊び場になっており、 私の幼なじみがアナタのお嬢さんの学校の先生だったり、 杏んちのわん子の散歩コースがその学校の校庭だったりした。 そして、 10年前に結婚でその街を離れた私は、 アナタの話や時折送ってくれる写真で故郷の街の変化を知るようになった。 私は滅多に実家に帰らないんだし何もびくびくすることはない、 なのに意識的にか無意識的にかわからないけれど、 気づいたら三ヶ月も帰っておらず、 親からの顔見せろコールに根負けしたのもあって、 この三連休中、一泊二日で帰ることにした。 一行メールで、 日曜日の夕方、帰ります、 とアナタに伝えたら、 日曜日の夕方はお祭りあるから…気をつけてね。 私は何を気をつければいいんだろう。 私に何を気をつけて欲しいんだろう。 アナタの家族にばったり出くわさないように気をつければいいんだろうか。 万一ばったり出くわしても見て見ぬフリをするように、という意味なんだろうか。 まだ信じてくれていないんだね。 私は好きな人を困らせることなんてしないのに。一番したくないことなのに。 ダテに38年生きているわけじゃないのよ、 見て見ぬフリだって、何食わぬ顔だって出来る、 他の人になりすましたその場限りの社交辞令だって言えるのよ。 好きになってもらえないこと以上に信用してもらえないことは寂しい。 それでも、 30分後に○○駅に出没しま~す。 と、途中報告を入れてから最寄駅に着いた私は、 前方後方右方左方確認、良し。 駅から実家までの道を200%の注意力で歩いた。 前方に家族連れらしき人々アリ、とあれば、反対側の歩道に移り、 両目と背中の眼で360度の視界を警戒しながら、 杏はすっかり怪しい挙動不審オンナ(笑)。 暑さのせいもあって実家では外出を控え、 ビール片手に枝豆をつまみながらグウタラグウタラ、 そう遠くない所で聞こえる祭り囃子に耳を傾けていた。 アナタは子ども神輿に付き添っているんだよね、暑いのにお疲れさま。 アナタはいいパパやってるのに、ビール飲んでぷはーっとしてる杏はオヤジだよね。 …アナタにも同じお囃子、聞こえているんだよね。 この歳になって、生まれ育った街で新たな"知り合い"が出来るとは思いもしなかった。 友達でも、彼氏でも、同僚でもなく、 すごく近い所にいるのに、逢えない、逢っちゃいけない"知り合い"。 ねえ、うちにはもうお祭りのお菓子とかラムネ、配られないんだっけ? こんなに暑いんじゃ、お祭りの人たち熱射病とか大丈夫かな…。 唐突に我が家には縁のない話題を口にした娘を、母は不自然に思わなかっただろうか。 私が気をつけなくてはいけないのは、 アナタの家族じゃなくて自分の家族かもしれない。
by apricot0113
| 2005-07-19 01:20
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