自分自身にまつわる出来事と感情の記録
by 杏
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二人の娘たちに心配を掛けていたと思いますが、
今日でパパもママも車の運転に終止符を打ちます。
明日トヨタが引き取りに来ます。
無事故で過ごせたことを心から感謝しつつ、
いろいろな処へ行った思い出がたくさん出来たことを誇らしく思っています。
今日は○○ゴルフ倶楽部に最後の運転で行ってきました。
往きはパパ、帰りはママ。
往きは大渋滞、帰りは途中から雷と土砂降り。
ドライブのフィナーレは劇的だったけれど、無事、家にたどり着きほっとしています。
母からずいぶん前にこんなメールをもらっていたけれど、
週末、久しぶりに帰った実家のガランとした車庫を見て、
改めて車を手放したことを実感した。
親が自分の意志で退き際を決めたこと、
誰も傷つかず傷つけず最後のドライブを終えたこと、
それが何よりもありがたい。
かつて我が家に車がなかった頃、
車庫では愛犬わん子が自由に駆け回り、
初代の車が来たのとどっちが先か覚えていないけれど、
わん子が7匹の子犬を産んだら、
子犬見たさに人が毎日車庫を訪れ、
子犬が引き取られてからは、
車とわん子が車庫で共存する時代が続いた。
我々が車で出掛けようとするとわん子は悲しそうに見送り、
時々車を爪で引っ掻いて父に怒られた。
年老いたわん子は、車の傍らで家族に見守られながら最期を迎え、
その後、車は買い替えられ、
そういえば最後の車は何台目だったんだろうか。
そして、再び寂しい車庫になった…車のない車庫だけど。
私と同じくガーデニングがあまり得意ではない母が、
プランターや植木鉢を唐突に並べているのが何ともわざとらしく、
今さら犬も飼えないし、
車の置き物というわけにもいかないから、
ね、犬の置き物でも置こうよ。
出来ればわん子と同じ柴犬がいい。
親が年を重ねるにつれて増える、
娘たちの心配事がひとつ減ったのはいいけれど、
大晦日に出かける年越し温泉旅行、
往復新幹線禁煙席大人4名分を死んでも確保せねばなるまい。
そして、それは私の仕事になった。
相変わらず家族の人数に増減はないけれど、
少しずつ少しずつ何かが変わっていく。
我が家のフィナーレはどんなふうに迎えるんだろう。
by apricot0113
| 2006-11-11 22:26
| これから
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