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どちらかというと、 目上の人と組んで仕事をするのが好き、 尊敬する上司が120%の成果を出せるよう、 裏方に徹して支えるのが好き、 それに私は自分のコトで精一杯、 だから若い人を育成することにはあまり興味がなかった。 っていうか、どうでもよかった…今までは。 昨年秋に中途採用で入社してきたAは、 クールな独特の雰囲気を持つ30代半ばの女性で、 誰ともつるまず、誰にも媚びず、 いつも淡々と黙々と仕事をする人で、 最初はそれを"個性と能力"と受けとめていたのだけれど、 気がついたら、 彼女の独断とコミュニケーション不足によるミスが続いており、 うーん、もしかして採用誤ったか?(-_-;) 採用面接をした上司と私はアタマを抱えていた。 できれば苦言を呈する役は御免被りたい、 そう思っていたのだけれど、 嫌われてもいいや、 うるさいヤツだと思われてもいいや、 ここは会社なのだから、自分の職責に徹してストレートに物申そう、 彼女を呼び出してじっくり二人で話をしたのは、2月の初めだっただろうか。 今さらそんなこと、と思うかもしれないけれど、 組織で働く以上、ほう(報告)・れん(連絡)・そう(相談)を忘れるな、 それを怠ればいずれ貴女自身が困るのだから。 自分の能力とキャリアを過信した結果、ミスすることが問題なのであって、 ミスすることが悪いわけではない。 会社や業種が変われば、知らないことや未経験の業務があって当たり前、 謙虚さを失ったら誰も何も教えてくれなくなる、 貴女も何も聞けなくなる。 こちらが胸襟を開けば、相手も開く。 ミスを重ねる自分自身に戸惑い、 プライドも傷つけられた彼女が、 質問や相談をするきっかけを失って自身も追い詰められ、 そして何とかこの状態を改めたいと思っていることを、 初めて知った。 新卒相手に手取り足取り教えるのとは違うけれど、 やる気を出した人間に対して、 私は、自分の豊富とは言えないが、 彼女よりは少し多い経験や知識の出し惜しみはしない。 それからの彼女は見違えるように変わり、 頑張りがそのまま仕事に表れ、 私は彼女と仕事をしていて安心、そう思えるようになった。 明日は、彼女にとって初の晴れ舞台。 半月掛けて準備してきたことを、 社外に対して発表することになっている。 明日は私が裏方引き受けるから、貴女は自分のことに集中しなさい。 今日夕方、給湯室で彼女にそう告げた。 Aは別人のように変わったね、頑張ってるね、 かつて一緒にアタマを抱えた上司のその言葉が、 我が子を褒められたかのようにうれしくて、 そして私は、彼女のおかげで、 "部下を信頼して任せること"を初めて覚えたと思う。 花もロクに育てられないし(苦笑)、 もはや子どもも育てられないけれど、 こういうカタチでもいい、 誰かが成長していくことを目の当たりにできることがありがたい。
by apricot0113
| 2008-04-25 02:39
| 今
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